特捜部ができたのは、戦後混乱期の”役人不正”きっかけだという

(ジャーナリスト 立岩陽一郎氏)特捜部がなぜできたかっていうと、戦後日本が混乱してる時期に、例えば軍が持ってた資材なんかを、政府の役人などが売り払って、懐に入れた時期があるんですよ。「それは駄目だ」と、検察庁の中に『隠退蔵物摘発捜査班』ができて、それが今の特捜になった。
――検察官の立場でも、一度は行きたい、そういうポジションなんですか。
(亀井正貴氏)やりたいという人はいっぱいいると思います。緻密な観察力と分析力も大事だけど、特捜に行くのは自白を取る能力というのも大事です。
――では、特捜部は、どこで、どんなものを捜査するのでしょう。














