■効率的な乾燥法①タオルは干す前に「振りさばく」

鈴木氏:
干す前にひと手間。脱水したあとに縦や横に伸ばして「振りさばく」ことで、タオルのパイル(繊維)が立ちますので、より乾きやすくなります。

■②洋服を干す時は、こぶし1つ分開ける

室内干しは、洗濯物を干す間隔がどうしても狭くなりがちですが、やはりくっつきすぎはNG。最低こぶし1つ分、10センチはあけてほしいとのことです。

■③ピンチハンガー(角ハンガー)はアーチ型

鈴木氏:
四角いピンチハンガーに干すときは、外側に長いものを干して、真ん中(内側)には靴下など短いものを干していただく。そうすることで、(空気に)触れる表面積が大きくなりますので、より乾かしやすくなります。

恵俊彰:
僕は靴下関係はまず外側に一周全部干して、タオルとかを間に挟んで、どちらかといえば真ん中に長い物を干していました。

鈴木氏:
(アーチ型に干すことで)真ん中に風が通るので、より乾きやすくなります。タオルは大きいほど乾きづらいので、外側の方が良いです。

伊藤氏:
バランスを考えると、重たいものは内側に、靴下みたいな軽いものを外側にと思ってたんですけど逆で、外側に大きい物を干すと。

④なるべく部屋の中央で干す

部屋干しだと窓際に干しがちですが、窓際だと空気の通りが悪いので、部屋の中央で干す方が良いとのことです。そして同時に、

▼エアコンはONに ▼換気扇を回す ▼サーキュレーターで風を送る ▼窓を開ける(雨が入らないように気を付ける)

こうして換気をすることで、さらに効果的に乾燥させることができます。

恵俊彰:
雨の日に窓を開けると、湿気が部屋の中に入ってくるんじゃないかなって思ってしまうんですけど。

鈴木氏:
換気が重要
です。もちろん外で雨が降っているので湿度は高いんですけれども、それでも換気をする方が大事。

■そもそも、汚れた洗濯槽は“菌の温床”

洗濯機が汚れているのはもちろん良くありません。モラクセラ菌増殖の原因となります。
洗濯の残りカスや皮脂汚れなどに、雑菌やカビが繁殖し“菌の温床”に・・・。

▼月に1度は清掃する
▼洗濯後には蓋を開けて乾燥させる


など、菌の増殖を防ぐことが必要だといいます。

恵俊彰:
洗濯物はもちろん洗濯しなければいけないんだけど、洗濯機そのものもキレイにしないと。
今日本当に目からウロコというか、「雨だから洗濯しない、ちょっと晴れる日までやめとこう」というのは良くないっていうことなんですね。とにかく早く洗う方がいい。そしてニオイには“熱”が有効ということでした。

(ひるおび 2022年7月6日放送より)