米子ファミリー・サポート・センターでは、例えば平日の日中に、子どもを預かってもらう場合、利用料が1時間までは600円、それを超えると30分ごとに300円が加算され、利用料は援助活動終了後、担当してもらった会員に直接支払う仕組みです。

この日、体操教室への送迎を依頼していたのは、3年ほど前からこの事業を利用する米子市の親子。


「平日は自分が仕事で送迎ができないのでお願いしています」

娘が通う体操クラブの送迎を週に3回依頼し、援助会員が自宅に迎えに行き、クラブまで送り届けます。

「9×7=63、9×8=72、9×9=81!」
「すごーいできたね!」

車内では九九の練習をしたり、おしゃべりをしたりとても楽しそうな様子。

娘(8)
「最初は(緊張も)あったけど、もう仲良し」

Q.お母さんもそれを聞いて安心だなと思いますか?
「そうですね、はい。」

鳥取県で、働く夫婦世帯に占める共働きの割合は68.5%。全国平均の58.4%を10ポイント以上上回ります。
こうした状況の中、子育てサポートの需要は高まる一方で、サポートを行う「援助会員」は200人ほど登録があるといいますが…