子育て世代が、子どもの預かりや習い事の送迎など、有償ボランティアにお願いする「ファミリー・サポート・センター」。
地域で子育てを支援する理想的な仕組みですが、増加する依頼件数に対し、対応できる援助会員が不足するなど課題も浮上しています。
マッチングがうまく行かないケースもあり、現場の奮闘が続いています。

とある平日の夕方、鳥取県米子市内の体操教室。

「いってらっしゃーい」
8歳の女の子を送るこちらの男性、おじいちゃん…では、ありません。

援助会員の男性(68)
「今日はファミリーサポートセンターの援助会員として子どもさんを、習い事をしているクラブに送迎をしました」

「米子ファミリー・サポート・センター」。
子育てをサポートしてほしい人とサポートしたい人が会員となり、有償で子育てを助け合うボランティア事業を行っています。