鳥取県米子市で始まる自動運転バスの実証運行に向け、21日、出発セレモニーが行われました。
運転手不足解消や交通事故削減などを目的に、各地で実証運行が進められている自動運転バス。
22日から米子市で実施される実証運行は、運転手が同乗するものの、アクセル、ブレーキ、ハンドル操作などを自動で行うレベル2です。
バスにはセンサーやカメラに加え、AI技術が搭載されていて、路上の障害物や歩行者などを検知し、安全でスムーズな運行を実現しているということです。
定員はオペレーターを含めて9人。米子駅から鳥取大学医学部附属病院までの往復およそ3キロを時速40キロで走行します。
赤沢亮正経済産業大臣「自動運転の競争は、世界的に見て日本は決して先頭を走っているとは言えない状況ですので、そういう意味でも、もっともっと応援するのでもっともっと頑張ってほしい」
米子市 伊木隆司市長「運転士不足という課題を解決しつつ、安全に公共交通の充実を図れるようにという期待感を持っています。歩いて楽しいまちづくりを進めているが、その重要なパーツとして自動運転がある」
米子市は来年度、特定の条件のもと、運転手が乗らずに走行できるレベル4の実証運行の実施を目指しています。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット 「嘘だと思われる」直撃したユーチューバーを取材 見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









