米子ファミリー・サポート・センター 福住奈緒美さん
「お母さんからしたら、お子さんを男の方にお願いするのは不安だなってところもあるみたいです。
お母さんに確認するときに、男性の方ですけどいいですか?と一言声をかけているんですけど、そこで『あ、ちょっと…』と言われることも実際あります」
女の子の保護者からは、女性の「援助会員」を希望する声もあるそうです。
米子ファミリー・サポート・センターでは、マッチング成立後、利用前に両者で顔合わせを行ってもらい、お互いのことを認識した上で、依頼がスタートすることにしています。

母親
「もしファミサポさんがいなかったら、この子は体操を続けることができていないので私は本当に感謝しています」
一方、「援助会員」にとっても…
援助会員の男性(68)
「子育てをしている人とあまり知り合って友達になったりとか交流をすることはないんですけど、そういうことでいろいろつながりが広がっていくことが楽しいですし、ある意味生きがいみたいなことになっています」
増える共働きと働く世代の高齢化が進む中、需要が高まる子育てを助け合う仕組み作り。サポートする側も、される側も人間だけに、そのマッチングが成功の鍵を握りそうです。