江藤愛アナウンサー:
私は、以前病院に行くときにはマイナンバーカードと保険証を持って行っていたんですが、まだまだマイナンバーカードが使えないところが多かったので結局紙の保険証だけを持ち歩くようになりました。家に置いてある状態です。
コメンテーター 杉浦太陽:
結果変えなきゃいけないんですよね、時代の流れ的には。
でもマイナンバーカードってやっぱり家に保管しておかないと、なくしたら大変ですから。
その不安を払拭してくれるものがあれば持ち歩いてもいいのかなと思うんですけど。
弁護士 八代英輝:
江藤さんと同じで、一緒に持ち歩いてたんですけど今のところマイナ保険証を使うとこはほぼないので、結局持ち歩かなくなってしまった。
通常の保険証よりもかなり厚みがあるので、財布のカード入れに入らないですよね。ビニール袋に入ってるのもあって非常に持ち歩きづらい。そこは改善してもらいたいなと思います。
コメンテーター 朝日奈央:
私はまだ紐づけてないので、ちゃんとやらなきゃなって思う。
マイナ保険証にすると薬剤の処方とか医療費とかも閲覧できるみたいで、メリットもたくさんあるし、1枚で済むと楽なのかなと思います。
恵俊彰:
保険証と紐付けると、例えば薬の情報とかそういうのは全部一括管理になるんですか?
日本政策総研理事長 若生幸也氏:
一括管理という形ではなくて、同意をすると医療機関に提供できるということです。
例えば飲み合わせが悪い薬などを医者がわかるようになりますので、トラブルが防げるという意味はあると思います。
顔認証マイナンバーカード開始

12月15日から新しい形のマイナンバーカードの申請が始まります。
それが「顔認証マイナンバーカード」。暗証番号の設定が不要なマイナンバーカードで、認知症などで暗証番号の管理に不安がある方を対象としています。希望する方は全員申請することが可能です。
このカードでできることは、▼健康保険証としての利用▼本人確認としての利用です。
一方で▼証明書のコンビニ交付▼マイナポータルでの税金・年金情報の確認はできません。保険証に特化した形のカードとなります。
これにより、保険の資格に関する文書が乱立しそうです。
基本となる「マイナ保険証」のほかに、「顔認証マイナ保険証」、さらにマイナ保険証を保有しない人に交付される「資格確認書」。
また、「現行の保険証」も廃止後最大1年間は今まで通り利用することができます。
日本政策総研理事長 若生幸也氏:
乱立していると見えるのは、実際そうだと思います。
保険が使えなくなるんじゃないかという批判もあったので、いろいろな仕組みで保険医療を受けられる仕組みをちゃんと整えようということで、増えていったと理解しています。
恵俊彰:
そうですね。だから自分が使うカードをこれって決めて持ち歩くことになると思います。
やっぱりマイナンバーカードと紐づけた方がいろんな意味で使いやすいでしょうけど、「持ち運びやすさ」みたいなものがちょっと課題ですね。
(ひるおび 2023年12月13日放送より)