東京に本社を置く半導体関連の化学メーカーが、熊本県益城町に新たに事業所を作ることになり、きのう(12月13日)町や県と立地協定を結びました。

協定を結んだのは、半導体の表面に使う薬品などを作る東京の化学メーカー「JCU」で、環境への配慮や地域との協力などをうたった協定書に署名をしました。

JCUは益城町に約2万6000平方メートルの土地を確保し、約84億円かけて研究施設や工場を整備します。

JCUが工場を西日本に設けるのは初めてで、災害リスクへの対応とTSMCの進出などによる半導体産業の集積地の期待から熊本を選んだということです。

JCU 木村昌志 社長「しっかり根を下ろして、みなさんの期待に添えるような会社づくりを進めたい」

着工は来年夏で2025年12月に完成する予定です。