長野県内にある製造業の2022年の輸出出荷額が、前の年をおよそ15パーセント上回ったことが分かりました。

調査は、長野県が県内の製造業およそ3,500事業所を対象に行い、40パーセント余りから回答を得ました。

それによりますと、2022年の輸出の出荷額は1兆1,895億円余りで、前の年をおよそ1,591億円、15.4パーセント上回りました。

国別の輸出先では、アメリカが最も多く、次いで中国(香港を含む)、マレーシアの順となっています。

輸出出荷額が増加した要因について県は、円安による影響と見られるとしています。