阿部勇星選手「あの試合は自分たちの持ち味のバッティングができなくて、流れを持ってくることができなくて負けてしまった」
鈴木颯人投手「投手戦になるにつれて相手も工夫して自分のストレートや変化球に、バットを短く持ったりして対応してきたのではまってしまった」

こう振り返るのは春の福島県大会準々決勝です。強豪・光南を前に活発な打線は影を潜め、勝負所で甘く入った球を痛打されるなど0―2で競り負けました。
阿部勇星選手「チャンスで一本(タイムリーヒット)を出すチーム力が足りていない」
鈴木颯人投手「(敗戦以降)日ごろの投球練習でコースを意識してキャッチャーの構えたところに自分のフォームを確認しながら投げている」

春の悔しさをバネに挑む初戦の相手は第4シードの東日本国際大昌平。最速151キロの相手のピッチャーを想定し、140キロ近くに設定したマシンを数メートル近づけて打ち込んでいます。
渡辺一広監督「後半勝負というよりも初回から相手についていく。相手の力は数段も上なのでぶつかっていく気持ちで戦いたい」
阿部勇星選手「相手のピッチャーは速くていいピッチャーだと思うが、打てる可能性がないわけでないので、自信を持って積極的に(バットを)振っていきたい」
鈴木颯人投手「甲子園に出るという目標があるので、まずは初戦を突破して波に乗って優勝までいきたい」