埼玉・川口市の80代女性が3月に被害に遭ったなりすまし詐欺事件で逮捕された神奈川・川崎市の会社役員の男(28)が、福島県会津若松市や郡山市でも3月にあったなりすまし詐欺事件で現金などをだまし取った疑いで再逮捕されました。
詐欺・窃盗の疑いで再逮捕されたのは神奈川・川崎市の会社役員 檜垣良亮容疑者(28)です。檜垣容疑者はすでに逮捕された容疑者や氏名不詳の人物と共謀して3月に会津若松市の80代女性に金融機関職員を装って電話をかけ「本日集金に伺いますので通帳とお金を準備しておいて下さい」と言うなどして通帳や現金5万円をだまし取ったうえに、女性の通帳から現金約50万円を引き出した疑いがもたれています。
また同じく3月に、他の容疑者や氏名不詳の人物と共謀して郵便局員を装い、郡山市の80代女性からも通帳やキャッシュカード、さらに貯金から現金50万円を盗んだ疑いも持たれています。
警察は檜垣容疑者は一連の犯行の取りまとめ役と見ていますが、調べに対して檜垣容疑者は「知りません」と話し、容疑を否認しているということです。警察はさらに共犯者がいるとみて、一連の事件の詳しい経緯などを調べています。














