女子サッカー・WEリーグのアルビレックス新潟は10日、ホーム・デンカビッグスワンスタジアムで昨シーズンの女王・三菱重工浦和レッズレディースと対戦。DF三浦紗津紀とMF柳澤紗希のゴールで2対0で勝利をあげました。

この試合前、橋川和晃監督は真っ向勝負でもやれる」と自信をのぞかせていた通り、アルビレディースは試合立ち上がりから女王・浦和に対して積極的に前線からの守備でチャンスを作ります。
浦和レディースも、なでしこジャパンでも活躍するMF猶本光を中心に攻撃を仕掛けますが、アルビレディースの守護神GK平尾知佳が好判断を見せ、得点を許しません。前半を0対0で折り返します。

後半も良い入り方をした新潟は、6分でした。
右からのコーナーキック、MF杉田亜未が素晴らしいボールを上げると、中央でDF三浦紗津紀が頭で合わせて先制点を奪います。

その後は浦和レディースが猛攻を仕掛けますが、アルビレディースも全員が集中して守ります。45分には浦和レディースの途中出場FW清家貴子が決定機を迎えますが、ここに立ちはだかったのはGK平尾!体を張って得点を許しませんでした。

試合終了直前、アルビレディースはカウンターのチャンスを迎えると、中央のMF滝川結女から右をものすごい勢いで駆け上がってきた途中出場のDF白井ひめのにつながります。白井の低いクロスに浦和レディースのGK池田咲紀子が反応し、こぼれたところに、途中出場のMF柳澤紗希が詰めてゴール!古巣を相手に殊勲のゴールをあげました。

このまま試合終了で、アルビレディースは2対0で昨季の女王・浦和レディースに完封勝利を収めました。