中国海警局は10日、フィリピンと領有権をめぐり争っている南シナ海で、中国の船とフィリピンの船が衝突したと発表しました。
中国海警局は10日、領有権を主張している南シナ海の南沙諸島にあるアユンギン礁の付近で、フィリピンの艦船や補給船など4隻が不法に侵入したとして取り締まりを行ったと発表しました。
また、午前6時半すぎにフィリピン船が再三の警告を無視して急旋回し、中国側の船に故意に衝突したと主張し、「フィリピン側が事故の全責任を負う」と強調しています。
けが人の有無についてはわかっていません。
中国海警局の報道官は「フィリピン側に対し、侵害行為を直ちに止め、挑発的な行動を厳重に管理するよう伝えている」としたうえで、「中国海警局は中国の管轄海域において、法に基づき、権利擁護と法執行活動を継続し、国家主権と海洋権益を断固として守る」と強調しています。
南シナ海では9日にも、スカボロー礁付近でフィリピン漁民への支援物資を運んでいた複数の船に対し、中国海警局の艦船が少なくとも8回、放水砲を発射するなど、対立が厳しさを増しています。
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