2020年に所属の山口俊さん「選手ファーストなチーム」 契約時には…

日比キャスター:
さて、ではなぜこのブルージェイズの割合が高まったのか。
現地メディア「トロント・サン紙」は、「翔平トロントに来て!」と大きく報じられているんですが、12月6日の記事の中で「球団オーナーが大谷獲得に全力を尽くしている」と報じられました。

さらに、ブルージェイズのオーナーは、“カナダのメディア王”ということで、ラジオからテレビまで幅広く事業を展開するメディア王なんです。

契約金について…

ブルージェイズのオーナー E.ロジャーズ氏は「10億カナダドル(約1080億円)」を用意すると示唆しています。

これまで880億円くらいではないかとみられていました。それでもとんでもない額だったんですけれども、さらに上回ってきたのではということで、本気度が高いと見られていて割合がアップしたということなんです。

ブルージェイズはどんなチームなんでしょうか。
2020年にブルージェイズに所属した山口俊さんは、「移民が多い地域なので、外国人に優しく寄り添ってくれる。選手ファーストなチーム」というふうに教えていただきました。

山口俊さんも契約時に、「毎食、日本食を用意するよ」などと気遣ってくれたそうなんです。なので、大谷選手レベルだったら、VIP待遇で迎えられるのではともおっしゃっています。

ただ、カナダということでやはり寒さ東海岸だと雨ということで、環境が少し心配なのではという声もあります。

実際に、▼キャンプ地はフロリダです。2021年に1億ドルの新しい施設ができたり、▼「ロジャース・センター」というのは可動式の屋根付きということで、屋内プールなど最新の設備もあるそうなんです。

なので、山口俊さんによれば、「二刀流に全く問題ない環境。天候・気温などの影響も感じないだろう」ということでした。