宮崎県新富町の航空自衛隊新田原基地で、過去最大規模となる日米共同訓練が8日から始まりました。
期間中には、来年度から新田原基地への配備が始まるステルス戦闘機F35Bも飛来することになっています。
新田原基地で始まった日米共同訓練。
在日アメリカ軍基地がある地域の負担軽減を目的に行われるもので、8日は午前9時ごろから航空自衛隊とアメリカ軍の戦闘機などが飛び立つ様子が見られました。
今回の訓練には、アメリカ軍から山口県の岩国基地所属の海兵隊員およそ300人が参加。
新田原基地での日米共同訓練としては過去最大規模で、四国沖や九州西方の空域で訓練を行う予定です。
訓練の期間中には、来年度から新田原基地への配備が始まるステルス戦闘機F35Bも飛来することになっていますが、8日、新田原基地での離着陸は確認されませんでした。
このほか訓練ではアメリカ軍300人のうち100人が、基地周辺のホテルに宿泊することになっていて、九州防衛局では、連絡本部を設置するなどして住民の不安解消に努めたいとしています。
日米共同訓練は、今月20日まで行われます。