東京に本社を置く半導体関連企業が熊本県荒尾市に新たな工場を整備することから、きょう(12月8日)荒尾市と立地協定を結びました。

荒尾市と協定を結んだのは半導体を製造する工程で必要な洗浄装置の開発や製造などを行っている「ヒューグルエレクトロニクス」です。

ヒューグルエレクトロニクスは約3億円を投じて九州事業所となる工場を荒尾市に新たに設置することを決めています。

ヒューグルエレクトロニクス 一瀬康剛 相談役「私たちの技術を使って製品を熊本から日本国内・世界各国へ出荷をしていきたい」

協定に出席した一瀬相談役は新たな拠点を増やすことでTSMCの県内への進出などで高まる九州での半導体需要について対応していきたいとしています。

新設される工場は12月中に操業を開始する予定で、顧客へのサービス対応や設置作業などに力を入れていくということです。