アメリカで30年の歴史があるクラフトビール醸造所が来年1月、仙台市の秋保地区にオープンします。レストランも併設する醸造所ではオープンを前にビールの仕込み作業が本格的に始まっています。

仙台市太白区の秋保地区にオープンするのは、アメリカのクラフトビールブランド「グレートデーンブリューイング」の醸造所です。

グレートデーンブリューイングは、1994年創業で初めての海外進出の場として秋保地区を選びました。醸造所は今年8月に完成し今週から醸造作業が本格化しています。

創業者のロブ・ロブレグリオさんは2012年に全米ナンバーワン醸造家に選ばれたこともあるビール職人です。7日は、数種類の大麦を釜に入れ煮だす作業を行いました。

創業者ロブ・ロブレグリオさん:
「何年もかかって準備してきたので、今でも夢みたいな感じがします」

醸造所では年間200万リットルの生産が可能だということです。また、醸造所にはレストランが併設され16種類のビールを飲みながら、県産食材を使った料理を楽しむこともできます。醸造所は来年1月19日にオープンする予定です。

5年以上の準備期間を経てオープンするということで、醸造所ではアメリカから原料を持ち込んでビール造りを行います。11月30日から目標額500万円でクラウドファンディングを始めたところ、開始43時間で達成したということです。