今年多く買ったものは?
街の人に聞いてみるとー
20代男性 学生:
今年は「日焼け止め」が多かった。コロナも明けて外に出る回数が増えて、そしたら紫外線や暑さがすごかったので、肌ケアはちゃんとしようかなと。
30代女性 会社員:
「乳酸菌飲料」はすごく買いました。免疫力を高めたりとか。いろいろなウイルスが流行っているので、子どもも嫌がらずに続けられるかなと思って。
20代女性 会社員:
「シートマスク」が流行ったと思っていて、見られる意識は(コロナ)前よりも高くなった感じがします。
「口紅」とか「リップ」も気を使わないとなというのがあります。
2023年“日用品”で売れたものランキング

調査会社インテージが、全国約6000店のスーパーやコンビニエンスストアのデータを収集し、「2023年、売れたものランキング」を発表しました。
まずは、2位以下のランキングです。
2位・・・口紅
3位・・・検査薬
4位・・・ビタミンB1剤
5位・・・総合感冒薬
6位・・・鎮咳去痰剤
7位・・・ほほべに
8位・・・乳酸菌飲料
9位・・・日焼け・日焼け止め
10位・・・口腔用薬
キーワードは脱コロナとインバウンド

それぞれ、売れた理由について見ていきましょう。
2位「口紅」
コロナ禍で外出機会が減り、さらにマスク着用で口元が隠れてしまったため、2021年の販売金額はコロナ前の3分の1に激減しましたが、2023年は2019年の8割超まで回復しました。脱マスクの流れを感じさせる結果になりました。
3位「検査薬」
前年と比べると1.6倍ほど売れています。コロナウイルスの検査薬は、特に夏に新型コロナの患者が増えて売り上げも増えました。一方で、10月からは販売金額が前年割れしており、脱コロナの動きも見えてきたのではないかという分析がされています。
4位「ビタミンB1剤」
日本に来る外国人観光客が多く買いました。
6位には鎮咳去痰剤もランクインしており、インバウンドの影響が多く見られました。
コメンテーター 小林よしひさ:
まず「マスクがない」というのがもう本当に脱コロナになっているなと思います。
コメンテーター 中川翔子:
口紅が大好きなので、いっぱい買いました。「マスクについちゃう」とか思ってた悩みがどこかに行って、口紅は、自分はちょっと貢献してると思いますね。