今も昔も変わらない『宝くじを買う理由』

 天神橋筋商店街の宝くじ売り場ができたのは前回の大阪万博が行われた1970年。当時、大阪の別の宝くじ売り場を撮影した映像には、長~い行列ができていました。
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 大阪万博もあってか活気あふれる様子が伝わってきます。このときの1等は1000万円。当時の人たちの買う理由は…。
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 「お金という気持ちで買っているんじゃないですけどね。ただ単に楽しみで」
 「当たりまへん。カスは当たります」
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 それから半世紀以上たっても…。

 「当たるもんちゃうから、宝くじ」
 「楽しみやから。当たれへんと思ってるけど当たるかもしれん。無理やけどね」
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 時代が変わっても「当たらない」は口癖のようですが…実はこの天神橋筋商店街の天六チャンスセンターは1992年からの総額で31億円以上が出た高額当選の売り場。2021年も年末ジャンボで1等前後賞の1億5000万円が当選しているのです。