大分3区選出の岩屋毅衆議院議員の資金管理団体が、去年までの2年間で派閥からの寄付金500万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことがわかりました。

政治資金収支報告書では去年、麻生派の志公会が岩屋議員の資金管理団体「新時代政経研究会」に4回にわたって計300万円の寄付金を支出しています。

一方、「新時代政経研究会」の報告書には志公会からの寄付金は100万円を計上していて、6月と12月に受け取った200万円を記載していません。おととしの報告書でも300万円の寄付金が記載されていませんでした。

新時代政経研究会の報告書

岩屋議員の事務所は「パーティー券のキックバックではない」とした上で、不記載分の領収書も提出していましたが、事務的ミスで見落としていたということです。事務所は速やかに報告書を訂正することにしています。