目玉展示は「月の石」
テーマは「人類の進歩と調和」。まだ第二次世界大戦が終わって25年しか経っていませんでした。しかし、万博が見つめる先は「未来」でした。

そこには米国がアポロ計画で月から持ち帰った「月の石」があり、科学技術こそが人類の未来を切り開く、という希望に満ちていたのです。
日本だけではなく、世界が青春だった時代の万国博覧会。もしかしたらそういう言い方が可能かもしれません。
未来を見通すパビリオン
驚くのは現在に通じる色々な技術がそろっていたことです。
たとえば携帯電話とテレビ電話。

電気自動車も「排気ガスを出さない夢のクルマ」として会場を走り回りました。

リニアモーターカーとモノレールも走ります。
さらには、全自動のお風呂など「おっと現在でもそこまでは」というものも多数展示されました。
