政治資金パーティーとは?政治家との交流が1番の目的の場

23ジャーナリスト 宮本晴代 記者:
今回問題になっている政治資金パーティーとはどういうものなのか、説明したいと思います。私も何回か取材に行ったことがあるんですけれども、元衆院議員の豊田真由子さんに伺いました。

派閥の政治資金パーティーというと、まず場所は大きなホテルの宴会場などで行います。お食事が出て、大体ビュッフェ形式でお寿司やサンドイッチのような簡単にその場でつまめるようなものが出る立食形式が多いです。それに加えて、ビールとかアルコール類といったものも提供されます。

内容は、大体最初に政治家の挨拶があります。総理大臣、派閥のトップ、党の幹部や大物の政治家が挨拶をする。その後に歓談タイムがあって、お客様と挨拶をしたり、政治家と記念写真を撮ったり、あるいは名刺交換をしたり。食事とかではなく、一番は政治家と交流するということが大きな目的となっています。

安倍派に所属していた豊田さんによりますと、「派閥のパーティーは、それぞれの派閥の勢いを世の中に示す大事な機会。派閥の威信をかけているので、会場や料理などもそれぞれ豪華にするように工夫している」ということです。

トラウデン直美さん:
参加される方は、やっぱり政治家の方と面識を作るっていうことが目的になるんですか。

23ジャーナリスト 宮本 記者:
もしかしたら、すごく変わった方が食事とかがメインで来るっていう方もいるかもしれないですが、現実はトラウデンさんがおっしゃった通り、派閥の会合に来る政治家の方々と名刺交換をしたり、記念撮影をしたり、意見交換をしたりして、政治家とコネクションを作りたいという方たちがメインで参加しています。