安倍派議員の秘書に任意聴取…安倍派の“取りまとめ役”松野官房長官は「政府の立場」で回避

総額1億円以上が収支報告書に記載されず、“裏金”になっていた疑いが持たれている安倍派。東京地検特捜部が、安倍派議員の秘書に任意の事情聴取を行ったことが関係者への取材でわかりました。

安倍派の取りまとめ役、事務総長を務めていた松野官房長官。これまで「政府の立場」であることを理由に口を開いてきませんでした。

ーー長官自身も今回の問題が政治の信頼を損なっていると認識されているんでしょうか?

安倍派 元事務総長 松野博一 官房長官:
「総理からも今回の案件を通して、政治・党に対する信頼が揺らいでいるという危機感をお持ちだということだし、私もそうであります」

ーーそうであるならば、長官自身もこの問題について何らかの説明をされるべきではないか

「まず、この場は政府の立場でお答えしているものと認識しています。まずは各政治団体の事実確認を注視して、その後、適切に対応したいと考えています」

6日も明確な答えは返ってきませんでした。