ロシアが実効支配する北方領土の択捉島とロシア本土を結ぶ初の定期便が就航しました。

極東ウラジオストクの空港に6日、択捉島からの第一便が到着しました。

ロシアの航空会社「オーロラ航空」が運航するもので、北方領土とロシア本土を結ぶ初めての定期便となります。

第一便には40人ほどの搭乗客がいたということです。

利用客
「直行便が必要です。1年間ずっと待っていました。とてもうれしいです」
「疲れました。プロペラ機でなくジェット機にしてほしいです」

オーロラ航空によりますと、国からの補助金を受け、運賃は片道2000ルーブル=日本円でおよそ3300円からで、週に1往復のペースでの運航を目指すとしています。

ただ、補助金がこのまま維持されるのか懸念する声も出ていて、運航が継続されるかは不透明との見方もあります。