沖合い90キロの日本海で、遊漁船同士のトラブルが元で相手の船に乗り移り、乗っていた50代男性に暴行を加えたなどとして、新潟県の遊漁船業の45歳の男が6日、富山県警に傷害の疑いで逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、新潟県の遊漁船業を営む45歳の男です。
男はことし6月13日午前11時ごろ、富山県射水市の北東約90キロの沖合いで、乗り移った遊漁船内にいた50代男性の胸ぐらをつかんだり、足を蹴ったりするなどの暴行を加え、全治1週間のけがを負わせた疑いがもたれています。
50代の男性は両ひざを擦りむくなどの軽傷です。
警察によりますと、男性から被害届が提出され事態が発覚。容疑者の男は別の船に乗っていましたが、互いの船が隣り合うように海上で停止したのち、容疑者の男が50代男性の船に乗り移り暴行を加えたということです。
また、当時、50代男性の船にはほかに数人が乗っていたということです。
警察の調べに対し容疑者の男は「暴行を加えけがさせたことは間違いない」と容疑を認めているということで、警察は動機について調べを進めています。