西部薬局 薬剤師 池田望さん
「医師の処方箋なしに緊急避妊薬を適切に利用できるしくみを検討するために、薬局での販売方法などについて情報を集めるための調査研究を行うこととしました」

医療機関を受診することなく薬局などで購入できるようにしてほしいというニーズの高まりから、調査研究を目的に始まったのです。

試験販売が実施される薬局は、
「夜間や休日、祝日対応可能であること」
「研修を受けた薬剤師がいること」
「近隣の産婦人科と服薬後に連携が可能であること」
「プライバシーが確保できる個室があること」
などの条件を満たした店舗のみ。

島根県では東部で3か所、鳥取県では西部で3か所が指定されています。

これまで緊急避妊薬をめぐっては、72時間というタイムリミットの中、近くに産婦人科がなかったり、夜間や休日で病院が開いていなかったりした場合、不安な思いをする女性も多くいました。