■週末には1000個完売の人気店 期間限定「ピーチドーナツ」の秘密
家族で楽しめるドーナツが豊富な、東京・池袋の「ラシーヌブレッド&サラダ」。
オシャレな店内では、約25種類の色鮮やかなドーナツがお出迎え!週末には約1000個のドーナツが完売する人気店なんです。
実はここ、店名通り元々は“パンとサラダのお店”だったのですが、2020年にドーナツを販売すると、またたく間に人気に。
期間限定の「ピーチドーナツ」(350円)。使う桃は、甘さもジューシーさも抜群ですが・・・
ラシーヌブレッド&サラダ マネージャー金沢由紀子さん
「通常のものより小ぶりなサイズ。少しキズがあったり、傷みがほんの少しだけ入っています」
コロナ禍で行き場を失った“規格外”のフルーツを使ってドーナツを作っているんです。じっくりと煮詰めたら・・・ふわふわのブリオッシュ生地に、煮込んだ桃をコーティング。
グリップセカンド 金子信也社長
「こうやって様々なドーナツが出て、日常の1つの楽しみ方というか、少しだけほっとするような商品になっていけばいいですね」
日本で繰り返される“ドーナツブーム”。実は2000年代以降、すでに2度訪れているそうなんです。年間500種類以上のドーナツを食べる、ドーナツ探求家・溝呂木一美さんによると・・・
溝呂木さん
「第一次ブームが2006年のクリスピー・クリーム・ドーナツの日本上陸ですね」
2006年、アメリカから「クリスピー・クリーム・ドーナツ」が上陸したのを皮切りに、ドーナツの有名店が次々とオープン!
そして第2次ブームは2015年頃、コンビニがドーナツをこぞって販売したほか、クロワッサンとドーナツを掛け合わせた「クロナッツ」が上陸!
溝呂木さん
「ケーキなどの洋生菓子に比べると、値段も手頃。写真映えするお店もすごく多いので、SNSなどで広がっていくという現象も感じます」
では、ブームの火付け役「クリスピー・クリーム・ドーナツ」は今?