高知県内の10月の有効求人倍率は1.16倍で、3か月ぶりの減少となりました。

高知労働局によりますと県内の10月の有効求人倍率は3か月ぶりに減少し、1.16倍と前の月を0.01ポイント下回りました。

新規求人数は2か月ぶりの増加となる5675人で、前年の同じ月よりも112人増えました。

産業別では医療・福祉など6つの業種で増加。宿泊業・飲食サービス業など6つの業種で減少しています。

また新規求職者数は2557人で、前年の同じ月よりも99人増え6か月連続の増加となりました。

高知労働局は雇用失業情勢について「改善の動きにやや弱さがみられるものの、一部の産業においては引き続き求人が回復傾向にある」とした上で、「物価上昇などが雇用に与える影響に注意する必要がある」としています。