いよいよ移籍交渉の山場を迎えるアメリカ・メジャーリーグ。最大の注目は大谷翔平選手。去就に関するスクープ情報もお伝えします。

大谷選手 移籍交渉が山場へ

良原安美キャスター:
各球団の幹部・監督・代理人などが一堂に集結し、毎年、FA選手の大型移籍などが発表される「ウインターミーティング」が日本時間の12月5日から8日の日程で、テネシー州ナッシュビルで開催されます。去年はA.ジャッジ選手がヤンキースに9年で約492億円で契約したことが決まりましたが、今年の目玉は大谷選手です。

MLB公式サイトの最新記事によりますと、大谷選手へのオファー額は6億ドル(約880億円)に達する可能性もあるということです。その最終候補に残っているのが▼ドジャース ▼カブス ▼ブルージェイズ ▼ジャイアンツ、そしてエンゼルスに残留という案も残っているようです。

そんな中、アメリカのスポーツメディアが作成した、大谷選手の顔と各球団のユニフォームの合成写真が話題になっているそうです。SNSでは「もし彼がジャイアンツに行ったら、私は即座にユニフォームを買う」「4枚目(ブルージェイズ)の写真がすごく素敵」などの声があるといいます。皆さんは、どれがタイプでしょうか?

ホラン千秋キャスター:
大谷選手が決めたチームであれば、そこが一番お似合いだと思います。

若新雄純 慶応大学特任准教授:
大谷選手は来年で30歳になります。スーパースターとはいえ、1人の人生のキャリアです。20代は、これ以上ないくらいの成績を残しましたが、30代は何を目指すのでしょうか。

もちろんチーム優勝をしていないので、それもあるかもしれませんが、より時間をかけてじっくり楽しんでいく、野球人生を仕上げていく、そういった質的なものを求めていくと思います。勝ち続けること以上に楽しめる球団、よりずっと野球を好きでいられるような環境を求めつつ、すごい成績も残すような。それがスーパースターだと思って見ています。

ホランキャスター:
ご自身の人生を長期的に、どう計画していくかということですね。