4日、日本大学が会見を行い、渦中のアメフト部の今後や、文科省に提出した改善計画についてなどの説明がありました。会見の内容を見ていきます。
日大アメフト部 廃部は継続審議 林真理子理事長が会見
日比麻音子キャスター:
アメフト部の廃部について、11月30日に文科省に提出した報告書には「廃部する方針」と記載されていましたが、12月1日の理事会で「多くの理事が廃部に反対した」ということで結論が持ち越されました。
廃部の方針に至った経緯について、林理事長は4日の会見で「アメフト部を継続することが一般学生・アメフト部の学生の安全を担保できないから」と説明し、また「廃部は競技スポーツ運営委員会で出した1つの方針であり、そのあたりがうまく生徒たちに伝わってなかった」と振り返りました。

若新雄純 慶応大学特任准教授:
残念だなと思うのは、大学が今後どのような方針でやっていきたいのか全然決まってない気がすることです。とことん膿を出し切って再生するからこうなんだってメッセージがあればまだ納得がいくんですけど、大学がどう生まれ変わりたいのかは伝わってこない。
林理事長は組織を改革しようとしていると思うんですけど、どう生まれ変わりたいかが見えてこないので、何を発表しても中途半端な感じがしちゃうと思いました。