生徒が倉庫にいると知りながら、鍵を閉めたとして、山口県内の県立総合支援学校の中学部の教員が文書訓告の処分を受けたことが4日、分かりました。

県教委によりますと、この教員は今年7月、授業ではない時間に、生徒3人が体育館の倉庫にいると知った上で鍵を閉めました。3人の生徒の心身に問題はなく、通常通りの学校生活をおくれているということです。

またこの教員は今年4月から7月にかけて、3人のうち1人に対して、授業中に自身のスマホでゲームをさせていました。

県教委で事実関係を確認した上で処分を決定しましたが、懲戒処分ではないため、詳細は公表されていません。

教職員課は「適切な行為ではなく、同様のことが起こらないよう指導していく」とコメントしています。