フィリピン南部ミンダナオ島の大学で爆発があり、これまでに4人が死亡、42人がけがをしました。マルコス大統領は、テロ行為として非難しています。

南部ミンダナオ島のマラウィ市にあるミンダナオ州立大学の体育館で3日、爆発がありました。

地元当局によりますと、この爆発で少なくとも4人が死亡し、42人が負傷したということです。

当時、体育館ではキリスト教の礼拝が行われていて、多くの学生らが集まっていました。

フィリピンのマルコス大統領は、「外国人テロリストによる理不尽で凶悪な行為を最も強い言葉で非難する」との声明を出しました。

ミンダナオ島では、地元当局などが政府軍と対立するイスラム教系の過激派組織の掃討作戦を続けていて、今回の爆発は、こうした取り締まりに対する報復攻撃の可能性があるとみられています。