サッカーのカターレ富山はきょう最終戦で横浜に逆転勝利しましたが、2位の鹿児島に得失点差で届かずJ2昇格はなりませんでした。
10年ぶりの悲願のJ2復帰へ。勝つのが絶対条件のカターレ富山は、きょう、ホームで横浜と対戦しました。先制点がほしいカターレは、試合開始から積極的にゴールを狙います。
しかし、前半8分。ディフェンスの裏にボールが抜けると。
キーパーが前に出てきたところを冷静に合わせられ先制点を許し0対1に。
横浜を追いかける展開になります。
前半のうちに追いつきたいカターレはその後、立て続けにゴールを狙いますがシュートは枠の外。
そして前半のアディショナルタイムでした。安光将作が左サイドからクロスをあげると。合わせたのは高橋駿太。
きょうの試合で現役引退を表明している富山生まれのストライカーが最後の試合で値千金のゴールを決めゲームを振り出しに戻します。
試合は1対1のまま後半アディショナルタイムに突入。試合終了間際、大畑隆也がペナルティーエリアでファールをもらうと、キッカーはアルトゥールシウバ。
アルトゥールシウバがペナルティーキックをしっかりと決めてカターレが劇的な逆転勝利を飾ります。
しかし、昇格争いの行方は2位の鹿児島が引き分け勝ち点で並びましたが得失点差で上回ることができず惜しくもJ2復帰はなりませんでした。