長野県内の大学や短大などを2024年の春に卒業する学生の就職内定率は、10月末時点でおよそ70%となっています。

長野労働局によりますと、調査に協力した大学や短大、専門学校など57校の就職希望者は5127人、内定者は3602人でした。(いずれも10月末時点)

内定率は去年(2022年)の同じ時期を2.4ポイント上回る70.3%で、記録が残る2005年以降で最も高くなっています。

長野労働局では要因について、就職活動が早まっていることや人手不足感を背景にした企業の積極的な採用を挙げています。

学校種別の内定率は大学が84.1%(前年同期比+1.4ポイント)、短大や高専が63.0%(同-0.8)専門学校が57.0%(同+4.1)となっています。