11月25日から12月1日までの1週間は、内閣府が定めた犯罪被害者への理解を深める「犯罪被害者週間」です。
犯罪被害者に寄り添うために、私たちにできることは何か――
支援に携わる人に話を聞きました。

3歳の娘を殺害された父親の手記:
「家族で訪れていたスーパーで、『トイレに行く』と言ってスキップしながら向かった娘の後ろ姿が、私たちが見た娘の最後の姿でした」
21歳の娘を殺害された母親の手記:
「突然の別れでした。耐えることができない永遠のお別れでした」

同級生が交通事故で亡くなった中学生のお別れの言葉:
「あなたはいつも明るくニコニコ顔で、人の気持ちがわかる人でした。あなたはもうこの世にいませんが、僕たちの心の中に生かし続けます」

事件や事故で突然親しい人を亡くした人々の手記、当時の状況やこれまでの心境が綴られています。

もし自分が犯罪の被害者、または被害者家族となった場合、誰を頼れば良いのか。その相談窓口の一つが『長崎犯罪被害者支援センター』です。