「マツヘリカメムシ」とは、どんなカメムシなのでしょうか。

鳥取県立博物館 鶴智之 学芸員
「2008年に東京に入ってきて、その後日本各地で分布を広げているカメムシです。これまで鳥取県内では鳥取市内を中心に数か所で発見されていましたが、まさか県東部ではない、鳥取の西部、それも一番西の端の日南町で、そんな映像が撮られているとは思わなかったので、すごくびっくりしました」

鳥取県では2019年に初めて発見され、記録に残っている中で県内で発見された場所は、鳥取市内を中心に、鳥取県東部の数か所のみ。
ですが今回、鳥取県の西の端で発見され驚いたというわけです。

鳥取県立博物館 鶴智之 学芸員
「東部から中部、それから西部。鳥取の西の端までということなので、県内全域にこの外来種のカメムシが広がってしまったのかなということが言えると思います」

そして、このマツヘリカメムシには、ある変わった特徴があるそうです。