債務不履行に陥っているスリランカの債務負担をめぐり、日本などが議長を務める17の債権国会合は、スリランカ政府と債務再編の条件について基本合意しました。

財務省 神田真人 財務官
「債務再編の対象となる債権の範囲、適用する金利、それから返済期間、こういった主要な条件について合意できたということです」

神田財務官は、債務不履行に陥っているスリランカの債務負担をめぐり、17の債権国会合で債務の繰り延べを中心とした債務再編に基本合意したと発表しました。元本削減は含まれていないということです。

スリランカの債務をめぐっては日本、インド、フランスが債権国会合の共同議長を務め4月から協議を進めてきました。

ただ、最大の債権国である中国はこの会合に正式参加はせず、オブザーバー参加にとどまっていて、神田財務官は「中国も重要な一員だと考えているので、しっかりと協力してやっていきたい」と述べました。

G20の低所得国の債務を協議する「共通枠組み」はありますが、スリランカのような中所得国の債務については「共通枠組み」の対象外で、債務再編を議論する枠組みはこれまでありませんでした。