青森県深浦町では秋と冬が同居する景色が広がっています。小雪が舞う中、鮮やかな黄色い葉をたたえた北金ヶ沢の「日本一の大イチョウ」です。

幹回り22メートル、高さ約31メートルの国の天然記念物で、黄葉スポットとして知られています。2023年の色づきはいつもの年より10日ほど遅れる稀なペースとなり、ようやく今が見頃となりました。

29日は雪交じりの風が吹くと、ビッグイエローの異名をもつ巨木から、カラカラと音を立てて葉が落ち、黄色い絨毯が広がりを見せていました。

町は、30日までとしていた夜のライトアップを12月3日まで延長し、冬に見頃を迎えた黄葉を楽しんで欲しいとしています。

深浦町では大イチョウの葉が落ちれば雪が降ると言われています。