青森県内で初めての開催となる復興庁の出前授業が、弘前市の中学校で行われ、生徒たちは福島の復興について知識を深めました。
弘前市の南中学校で行われた復興庁の出前授業は、2011年に起きた東日本大震災を風化させないようにと全国の中学生と高校生を対象に行っていて、県内では初開催となりました。
2日は「福島の復興」をテーマにして、復興庁の松井雅博 参事官補佐が国内観測史上最大規模のマグニチュード9.0の地震による東日本大震災の被害や、福島第一原子力発電所の事故について、現在に至るまでの状況を説明しました。
参加した生徒
「(福島県の食べ物を)積極的に買ってみたり、親に話したりして『こういうのもおいしいんじゃない?』と提案したいと思った」
「自分たちは記憶にないので、どんなものかを分からずに、授業はすごく楽しみにしていた。被害の映像を見て、ものすごい被害を受けたんだとすごくびっくりした」
また、災害が起きた時の行動や福島を応援する取り組みについて、グループワークを行い、震災について知識を深めていました。