伊那市で2022年12月に当時85歳の女性が首を絞められて殺害され上、印鑑や通帳などが奪われた強盗殺人事件で、容疑者の男が29日、起訴されました。

強盗殺人の罪で起訴されたのは、伊那市西箕輪の整体師・橋爪亮太(はしづめ・りょうた)容疑者28歳です。

起訴状などによりますと、橋爪被告は2022年12月1日の午後11時半ごろから2日の午後0時半ごろの間に、近所の住宅に一人で住む原貴努代(はら・きぬよ)さん・当時85歳の首を絞めて殺害した上、印鑑や通帳などを奪った罪に問われています。

検察は橋爪被告の認否を明らかにしていません。

橋爪被告は、これまでに原さんの通帳などを使って現金を引き出そうとした詐欺未遂の罪や、別の男性の通帳を使って現金をだまし取った詐欺の罪などで、公判が行われています。