山形県酒田市のショッピングセンターで、きょう、20歳未満の人にたばこを販売しないようにするための訓練が行われました。
訓練では、警察官が少年に扮し、たばこを購入するという想定で行われました。

20歳未満の喫煙は法律で禁止されていて、酒田署管内では今年補導された人のうち、たばこの喫煙が15人と半数以上を占めていることから、取締りを強化しています。

酒田警察署生活安全課・加藤幸生課長「たばこはゲートウェイドラッグと呼ばれていて、薬物事犯の入り口と呼ばれている。酒田警察管内では昨年と比べて喫煙で補導される少年が増えている」
コンビニなどではタッチパネルで年齢確認を行っていますが、対面式で販売する場合、客とのトラブルを避けるために年齢確認を避けてしまうケースも多いのだそう。

そのため、酒田警察署では年齢確認カードを作成。

年齢の早見表も付いていて、生まれた元号で質問することで年齢を偽っていないかにも対応できるようになっています。

訓練に参加した人「とても分かりやすくて参考にしていきたい。何かあったら通報するようにと言われているので、やはりそこは心強い」

警察ではこうした訓練を今後も行い、声のかけやすい環境を作っていきたいとしています。














