2024年3月の敦賀延伸を機に北陸3県の観光客誘致につなげようと、石川・福井の旅行会社が富山県高岡市を視察しました。旅行のプロが下す高岡への評価は。

高岡市に視察にやってきたのは石川と福井の旅行会社9社です。

これは、北陸新幹線敦賀延伸やJRと北陸3県が、2024年秋に実施する国内最大級の観光企画を見据え、高岡のよさをアピールし誘客につなげようと企画されたものです。

担当者らはさっそくバスに乗り込み、年間13万人が産業観光に訪れる「能作」へ。人気のすず製品づくりを体験しました。

石川県の旅行会社担当者:「こんなに簡単にできるのはあまりないのでいいと思います、ちょっと嬉しいです」

担当者らによりますと最近はツアーに体験型施設を組み込むのが流行りで、世界に1つだけのオリジナルな手土産に、担当者らは興味津々でした。

その後は、高岡市の地場産業センターを見学。北陸3県では近場を手軽に旅行する「マイクロツーリズム」にも力を入れており、さまざまな施設が集まる高岡市は魅力的なようです。

福井県の旅行会社の担当者:「高岡駅から10分~15分でいろんな施設が点在している、便利。すごいアクセスしやすいのが率直な感想」

最後は旅行の醍醐味、地元の名産をいただきます。

福井県の旅行会社の担当者:「すごく美味しかったです、“白えび” がカリカリしていて、お客様にぜひ食べていただきたいです。氷見うどんものど越しが柔らかくて美味しかった。きょう体験した何かからツアーの1つに組み込んでいきたい、高岡はうってつけ」