J3のテゲバジャーロ宮崎は、26日、ユニリーバスタジアムでのホーム最終戦に臨みました。

(高橋美苑リポーター)
「いよいよホーム最終戦を迎えたテゲバジャーロ宮崎。多くの声援を力に勝利をつかむことができるのか!注目の一戦です」

(サポーター)
「最後勝って締めくくりましょう」「最終戦テゲバ勝つぞ~!」「がんばれテゲバ!」

20チーム中19位と厳しい成績となる中、ホーム最終戦を勝利で飾ろうと、カターレ富山と対戦したテゲバジャーロ。
対する富山はリーグ3位で、2位に上がればJ2への入れ替え戦がかかるだけに気合十分です。

テゲバジャーロは前半、富山に攻め込まれますが、ゴールキーパーの青木がファインセーブを見せます。

前半30分には、青山からのクロスに永田が頭であわせますが、ゴールネットを揺らせません。

逆に、前半終了間際、富山に立て続けに2点を奪われてしまいます。

富山は後半も攻撃の手を緩めずテゲバジャーロは大量6失点。
6対0の完敗で、ホーム最終戦を勝利で締めくくることはできませんでした。

(テゲバジャーロ宮崎 加藤光男監督)
「非常に悔しく思っている。1対1の局面は長い時間をかけて練習していかなければいけないと感じた」

(テゲバジャーロ宮崎 西岡大志ゲームキャプテン)
「今シーズンを物語った試合。チーム一丸となって残り1試合、魂を見せて戦っていきたい。必ず勝って今シーズンを終えたい」

試合後には、今シーズンで現役を引退する内薗大貴選手の引退セレモニーが行われました。

内薗選手は、J3昇格前から6年間、テゲバジャーロでプレーし、チームに大きく貢献。
2020年のシーズンには大腸がんを患い手術しますが、翌年に復帰し、試合出場も果たしました。

(テゲバジャーロ宮崎 内薗大貴選手)
「6年間いろいろな経験をさせていただき、人としても成長させてもらった。今までありがとうございました。」

最終節は、12月2日、アウェーで行われ、来シーズンにつながる試合を見せられるか注目です。