水揚げされても市場に出回らない「未利用魚」の活用を目指します。
27日、仙台市で料理の専門学校生が未利用魚「チダイ」を使った弁当や総菜のレシピのコンテストに挑戦しました。

宮城野区の専門学校で開かれたレシピコンテストには、1年生34人が参加しました。素材は亘理町荒浜産の「チダイ」で、生徒たちは5つのチームに分かれて調理をしました。チダイは、身が柔らかく刺身に向かないことなどから県内の市場にはあまり出回っていません。しかし、近年は温暖化などの影響で年間300トン以上水揚げされることもあります。

仙台農業テック&カフェ・パティシエ専門学校調理師科 高橋光学科長:
「使えない魚がたくさんあるという話を聞き、学生のアイデアで何か出来たらなと思い(コンテストを)実施した」

仙台農業テック&カフェ・パティシエ専門学校調理師科 高橋光学科長

チダイ入りの炊き込みご飯やまぜそば、ハンバーグなど生徒たちの力作が並びました。チームごとに料理の説明をし、漁業者らが味などを審査しました。

生徒:
「チダイのおいしさや県産の食材の魅力を伝えらえたらいいなと思いました」

審査員:
「風味が良くて、私もご飯好きなものですから、非常に食が進むなという感じがしました」

審査の結果…「チダイの揚げ焼き」が最優秀賞を受賞しました。和・洋・中の3種類のソースを付けて食べるのがポイントで、幅広い年代に好まれる商品を目指したそうです。

チダイの揚げ焼きを作ったチームの生徒:
「未利用魚といっても工夫をすれば料理になると思うので、工夫をして販売するような料理をこれからたくさん作っていけたらと」

チダイの揚げ焼きを作ったチームの生徒

最優秀賞は、弁当や惣菜にして2024年1月から亘理町の鳥の海ふれあい市場などで販売される予定です。