下りが多いマラソン後半 決して楽な訳ではなく

高低差の激しい大会として有名なNAHAマラソン。特に糸満市大度あたりの急な下り坂には、気を付けた方がいいと倉岡さんは話します。

倉岡さん
「まだまだ真ん中過ぎただけですので、この下りを使って一気にペースアップしようとすると、ものすごく脚力を使ってしまうので、ここはあえて抑え目抑え目にいくつもりで」

フォームとしては、ひざや太ももに負担が来ないよう、少し前傾する形で、足をコロコロ転がすようなイメージで走るといいんだそうです。

いよいよ終盤、初完走までもう少し!奥武山公園にたどり着くまでにはある心構えが重要だといいます。

嘉アナ
「スタートから38キロ地点。もう体力の限界迎えているころだと思いますけど、この直線はきついですね」
倉岡さん
「ずっと似たような景色が続いてゆるっと上ってもいるので、結構きつくもなるんですけど、ここで大切なのはネガティブにならないことですね」

体も心も限界を迎える終盤戦。痛みや辛さがピークに達し、ネガティブな感情が重くのしかかります。しかし倉岡さんは、完走するためにはポジティブな心の状態を保つことが重要だと話します。

倉岡さん
「きついということに意識がフォーカスされると、体もそういう反応しちゃって進みにくくなるんですけど、いかにここをポジティブにポジティブに気持ちを切り替えて走り続けられるかというのは大切」