「目標がいきなり消えたので…」新型コロナで消えた3年前の『夏』

青森大学野球部の室内練習場で笑顔を見せる3人の選手たち。3年前、青森山田高校野球部でキャプテンを務めていた哘崎新投手と濵谷愛斗投手、そして八戸康冶選手です。3人は11月29日、高校時代に叶わなかった甲子園の土を踏みます。
青森山田高校OB青森大3年・哘崎新投手
「夢の甲子園で一回なくなったものができるというのですごくワクワクしています」

新型コロナの影響で歓声もブラスバンドの演奏もない3年前の夏。青森山田は県独自大会で優勝を飾りましたが、夏の甲子園は戦後初めての中止に…。
青森山田高校OB青森大3年・八戸康冶内野手
「(当時は)目標がいきなり消えたので何をしていいかわからない状況だった。その頃は」

出場の機会を失った球児たちに甲子園の砂が贈られるといった動きには感謝しつつも拭いきれない思いがありました…。