農業経験はほとんどない建設業「将来のため進出」

ホタルバナナは、長崎県南島原市北有馬町で作られています。
5メートル近い高さのハウスで、現在220株を栽培しています。

中で育てているのは、正確には バナナの「木」ではありません。葉が重なりあった「草」のようなもので、そこから伸びる房にたくさんのバナナがついています。
カメラマン:「一房って言うんですか?」
溝田敏行さん:「一房。はい」

カメラマン:「(1房に付いているバナナの数は)何本ぐらいなるんですか?」
溝田敏行さん:「100本前後ぐらいですね」

溝田敏行さん(35)が ホタルバナナの栽培を始めたのは2022年6月です。

本業は、祖父の代から続く建設業。農業経験はないに等しかったそうです。
溝田敏行さん:
「建設業でも 忙しいぐらい仕事は今のところはあるんですけど、やっぱりちょっと建設業に対する今後の不安もあって、農業分野に進出したいというのはありましたね」