カタール政府は、イスラム組織ハマスが拘束していた人質のうち、合わせて20人を解放すると発表しました。

カタールの外務省報道官によりますと、戦闘の一時停止2日目となる25日、ハマスはイスラエル国籍の人質13人を解放すると発表しました。

これは4日間の戦闘停止の期間中に、あわせて50人を解放するという合意の第2陣にあたり、いずれも女性と子どもだということです。また、外国籍の人質7人も解放されることになっています。

イスラエル側も、39人のパレスチナ人を釈放するということです。

これに先立ち、ハマスの軍事部門は「イスラエル側が合意を履行していないため、解放を遅らせる」と発表していましたが、カタール政府は「カタールとエジプトの意思疎通によって、障害が取り除かれた」としています。