23日に行われた「阪神・オリックス優勝記念パレード」。大阪の会場では、大阪府と市の職員が”ボランティア”として来場者の誘導などに当たっていましたが、吉村知事は24日、給料を支払うなどの「職務の扱いとすることも考えていた」と明らかにしました。

府市職員「ボランティア」に相次ぐ批判

23日の阪神・オリックス優勝記念パレード。大阪と神戸の2つの会場には、合計100万人が来場し、両チームのファンらが選手らの健闘を称えました。

このうち大阪会場では、約2500人の大阪府と大阪市の職員が、”ボランティア”で警備や来場者の誘導に当たっていました。

これには、「事故が起こった場合の責任の所在があいまいになっている」などとして、労働組合などから批判の声が上がったほか、神戸会場で同じ仕事に当たった兵庫県職員が「公務」扱いとされたことで、大阪と神戸の”待遇の差”が波紋を広げていました。