福島第一原発の処理水の放出が始まってから24日で3か月です。
これまでに周辺の海域で行っているモニタリングで異常は確認されていません。
福島第一原発の処理水放出は8月24日から始まり、11月20日までに3回に分けて放出が行われました。

放出された量は、あわせてタンク23基分2万3000トンあまりで、東京電力によりますと、これまでに放出作業で目立ったトラブルは起きておらず、周辺海域でのモニタリングでも海水や魚介類に異常は確認されていません。

東京電力には11月20日現在、処理水放出に伴う賠償請求について、請求書の発送依頼が約600件あったということです。
東京電力は今年度、約3万1200トンを放出する計画で4回目の放出に向けて準備を行うことにしています。